歩いて歩いた、名古屋。

日帰りで友と名古屋へ。
数年ぶりの新幹線はきれいだったし、
名古屋といえば、あの時はこう、その時はこうだったと
あーだこーだいいながら、小旅行気分を満喫。
お天気も最高だ！

もちろん、目的はＴＨＥ　ＢＯＯＭの鶴舞でのライブ。
鶴舞って名前、いいですね。

まずは目的を果たすべく、念願のコメダ珈琲でモーニング＆シロノワール☆　
おいしかった。
お昼は矢場とんのみそかつが超行列で、
それじゃあと、ひつまぶしを。
３段階の食べ方があるんですね。
私はネギとわさびをつけただけの食べ方が、ベストだったかな。
で、とてつもなく満腹の腹ごなしも兼ねて、駅近くを散策。
そうこうするうちに開場時間も近づいたので、
いざ、鶴舞の愛知勤労会館へ。
有名な会館。初めてだな。
こういう昔ながらの会館も、落ち着いて好きです。

座席は２階。スクリーンさえ小さく見えます。
この日は男性客も多かったなあ。もちろんお子様もですが。
とにもかくにも、このツアーを味わえるのは個人的にこの日がラスト！
そしてアルバムリリース後、初です♪
内容はというと、『数え切れない人の中で』が歌われ、
おりこうさんメドレーがなかったこと、かな。
これは残念だったけど、アルバム同様じっくり聴かせてくれるライブでした。
（ＭＩＹＡはＧパンだからやってほしかったけど？（笑））
『ブランカ』を筆頭に、今日のＭＩＹＡはかなりセクシーなダンスが多かった。
マイクスタンドがポールに見えたよ。
オーノくんと二人だけが一瞬ノリノリの瞬間があって、それがすごくかっこよかった！
あと、タカシくんとまっちいさんのアクションがかぶる時も。

２階はやはり着席率が高かったけど、私たち後方の女子たちが
オープニングで「ええ～～、立とうよ～」と気弱な声で宣言してた為、
一緒に起立。心配だった後の親子連れはノリノリで叫んでいたから
きっと大丈夫だったのでしょう。ホっ。

大阪よりも全くの沈黙数秒もかなりある為、
ＭＩＹＡも喋りやすいし応えやすいのか、
結構客席の声にも返事できてたなああ。
真面目な話も多かった気がする。
『星ラブ』のエピソードでは、栃やんの仕事がやっと聞き取れた！
道路計画の仕事ですって。その通り「道路を計画する仕事」で、
栃やんはバンドで唯一の理系ですと。
当時は週三日バンドで１日は日曜日でホコ天。
早く３人に会いたくて聞かせたくて待ち遠しくて、思いを巡らせる。
「栃やん、今頃、道路計画してるのかなあ。どこの道路かなあ」（笑）
ＹＡＭＡちゃんは昼も夜もバイト。すごいな。
「タカシは・・・色んな仕事がしたかったんでしょうね」（笑）って。
それってたくさん変わっててＭＩＹＡも覚えられないくらいだったって
ニュアンス（笑）

「２０年を振り返って、色々写真を見てたんだけど、
もう皆すごく変わってて・・・栃やんは髭が生えたりなかったり生えたり（笑）
山川もタカシも～云々。
オレもドレッドやったり、坊主にしたりね。
なんだっけ、モントリオールジャズフェスティバル（だっけ？）に出る時に
海外だし、なんか負けられない、みたいな。
ハクをつけたくて、そうだ、坊主にしよう！　と思って、
リハーサルの後に美容院に行って、で、本番は坊主っていうね。
皆は、“わけがわからない”って言ってましたね（笑）
ていうこともあって～云々」
というエピソードも。
本当にたくさんＭＣが聞けたなあ。
マイクスタンドに左手をかけて。

アンコールの『２０－Ｔｗｅｎｔｙ－』では、
何度目かの感謝の気持ちを伝え、
イントロでは、ＭＩＹＡが右手に持ったマイクを高々と上へあげる。
よかったなああ。
アルバムを聞いて、つくづくいい歌だと思いました。
この時のスクリーンも相変わらず泣けますが。
ラストでケーキを囲んでいるのが、
栃やんハッピ－バースデー♪みたいで、いつもちょっと和みます（笑）
ＭＩＹＡはこの時帽子を被るため、はじけるな？とは
予想つくのですが、この日は例のメドレーなしで、
『不思議なパワー』のみ。
でもでも、これがまた、すごく良くて・・・！
演奏前に、「まだ、帰りたくないぜーーッ！　」って
何度も叫んでくれたのが嬉しかったあ～～♪♪

アンコール２回目は聞きたくてたまらなかった『Ｍｙ　Ｓｗｅｅｔ　Ｈｏｍｅ』。
やっぱりやっぱり、現ちゃんを思い出すよ。
ワタシ、ほんとダメだわ。
ここじゃなくて、とか、この歌でもＭＩＹＡは歌をものすごく
わかりやすいアクションをつけて歌う。
手も伸ばす。手もひっぱってくれる。離さないでくれる。・・・みたいに。

愛知の静かながら暖かな拍手はすごかった。長かったし。
でも、どこでもこのツアーはそうなんだろうな。
愛知は６０回くらいきてるって。
毎日きて！って声に、「じゃあ、日替わりで」と応えてた。
４人で並んで、生の「ありがとう！　」が聞こえたよー。
２階なのに聞こえました。
また一緒に歩かせて下さい。

名古屋、ありがとう。
ブーム、ありがとう。