アン・リー監督の『ラスト、コーション』を見た。
2時間半があっという間だった。
実存した美人スパイ、
テンピンルーをモデルにした原作本の映画化。
以前、TVでその情報番組を見て関心を持って見ました。
日本占領下の上海や香港で、
敵対する特務機関(日本に加担)のトップ、
イー演じるトニー・レオンの元に、
抗日運動家の任命のもと、
その中からワン・チアチーが送られる。
警戒しながらも、本当の恋愛に・・・?という時、
まさに暗殺計画が実行されるその時に、
チアチーがイーに一言、「逃げて」。
もちろんチアチーはじめ、捕まった仲間たちも処刑。
これが現実にあったことだというなら、
本当にドラマティックな悲劇だな。
しかし、私はこういう時代の中国の女性に憧れる。
真っ赤な口紅に黒髪に、体にフィットしたチャイナ服。
これ以上はない女性らしさで、
みんな色っぽくて、すごくきれいでカッコイイ!
年を重ねてる女性でも。
日本の戦後の「モダンガール」とか呼んでた時代に
似てる気がするんですが?
花柄ワンピースとか来てた時代。
ああいうの、基本的に好きだなあ。
今のミニスカとかより、全然色っぽい。
だから、中国の映画は、今より少し前の時代のものが好きです。
トニ-・レオンを見てもだけど、
男性のビシっとしたスーツ姿もいい。
あー、やっぱりON・OFFはきちっとしなきゃね。
ジャージばっかりじゃダメだわ。
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年々、何事に対しても気力・好奇心が起こらず、衰えるばかり。
気分を転換したいばかりに、手の届くものには、手を伸ばしますが。
その昔、人間の寿命は40・50代。
男も女も、年相応に応じてすべきことは決まっている。
そのレールに乗っかっていない自分には、
人生に対しての気力が衰えて当たり前だと、
いったい何人の人がわかってくれようか。
大人になってからの年月の過ぎる速度の速さを、
こんな自分は本当に人一倍敏感に感じていると思う。
本当に去年と同じ生活を送っているのですから。
きっと、皆さんは違う。
現実だけど実際に会える人じゃない現ちゃんがいなくなったことは、
ファンの自分にしてみれば、現実のような夢、夢のような現実で、
実は信じなければ、全く去年と同じ気持ちで過ごせるので、
それだけが変わった事かな。
でも、それが今年の殆どを占めてた。
現ちゃんに対しても失礼な話だ。
なあーーーんにもやる気が起きないし、
長続きもできない自分。
気になるカジくんのアルバムだけは、ちゃんと購入してたけど、
せっかくのライヴは行かなかった。
でも、音楽はすごいね。
ちらっと耳にした曲。やっぱ、いいんです。
ちょっとやる気出た。
ああ、私って、ほんまに、ちっさー(笑)
これからは、もっとたくさん、いろんなアンテナを張っていこう!
いろーんな、ね。
今週は、『陰日向に咲く』と、
無料映画にて『待つ女』の2本を鑑賞。
『陰日向に~』は、劇団ひとりの小説の、
出演者が有名どころなキャストばかりで話題になりましたが、
う~ん、小説の方が良かったなあ。
もっと、ドロドロさが出てた方がいいというか、
知らない俳優さんたちの方が合ってる気がしました。
アキバ系とかストリップと劇場とかホームレスとか、
全然キレイですもの~。
でも、原作は本当に面白い!し、これを見て、
読みたくなる映画だとも思う。
『待つ女』は、タイトルにそそられてたまたま見た
フランス映画でしたが、面白かった!
内容はよく考えたら、『奇跡の海』(だっけ?)に似てる。
服役した夫を7年も待つ妻が、そこで出会った
同じく服役中の兄を待つ親族(と思ってたら、実は看守)と、関係を持つ。
が、結局看守は夫から頼まれた愛人だったことを知り、
てんやわんや・・・的な。
場所が数箇所しか使われない映画って、なんか好き。
この映画は刑務所。
主人公の妻も愛人役も、決して美男美女じゃないんですが
なんか見惚れた。刑務所前で待つ妻の様子もすごくいい。
恋愛ものでも、こういうゴシップ記事に見出しで書かれたら
すっごくハレンチだけど(古っ)、奥が深そうな
愛情が入り混じったものは、見るの好きです(笑)
特におフランスって、「わけわから~ん」印象ですが。
しかし、今は無料で見られる動画がすごいね。
特に音楽ニュースはこれに頼ってます。
インタビューとかも見られるんですものね。
すごい世の中だわ。