アン・リー監督の『ラスト、コーション』を見た。
2時間半があっという間だった。
実存した美人スパイ、
テンピンルーをモデルにした原作本の映画化。
以前、TVでその情報番組を見て関心を持って見ました。
日本占領下の上海や香港で、
敵対する特務機関(日本に加担)のトップ、
イー演じるトニー・レオンの元に、
抗日運動家の任命のもと、
その中からワン・チアチーが送られる。
警戒しながらも、本当の恋愛に・・・?という時、
まさに暗殺計画が実行されるその時に、
チアチーがイーに一言、「逃げて」。
もちろんチアチーはじめ、捕まった仲間たちも処刑。
これが現実にあったことだというなら、
本当にドラマティックな悲劇だな。
しかし、私はこういう時代の中国の女性に憧れる。
真っ赤な口紅に黒髪に、体にフィットしたチャイナ服。
これ以上はない女性らしさで、
みんな色っぽくて、すごくきれいでカッコイイ!
年を重ねてる女性でも。
日本の戦後の「モダンガール」とか呼んでた時代に
似てる気がするんですが?
花柄ワンピースとか来てた時代。
ああいうの、基本的に好きだなあ。
今のミニスカとかより、全然色っぽい。
だから、中国の映画は、今より少し前の時代のものが好きです。
トニ-・レオンを見てもだけど、
男性のビシっとしたスーツ姿もいい。
あー、やっぱりON・OFFはきちっとしなきゃね。
ジャージばっかりじゃダメだわ。
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