夜に出歩くのは怖いので、よし、朝早くなら大丈夫、と思い、
親の新聞配達についていった。
怖いというより、変人扱いされない、または
逆に怖がられないから、といった方が正しいかなあ。
生まれながらのロマンチストは大変なのだわ(笑)
いや、よく自分の前世が何何とかいうけど、
私は土や草のある場所、人のいない場所を歩くと
ほんとに心が落ち着くし、またテンションがあがるっ。
あえていうなら、前世は虫か動物なんかだったと思います、うん。ほんと。
で。
朝の4時頃はまだ月が出てました。
きれいだった~。
と、感傷にふける間もなく、「はい、あそこ! 2部入れて!」
と、指示の声。・・・はい。わかりました。
他社配達員とのエレベーターの奪い合いをしながらも
挨拶を交わす。家の前で体操をしてる人もいる。
あ~、歩きながらも眠くなるもんです。
いい日曜日の始まりでした。
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毎日の小さな気がかりが1つある。
それは、お隣さんと出勤時間がかぶること。
マンションなので入口までの階段やエレベーターも
同じになっちゃうし、なあんかしんどい・・・。
しかも、若夫婦さんの旦那さんだから
へんに思われるのも嫌だし、普段から接触ないし、
もー、絶対相手より先に出てやる! と思うものの、
なんでこんなことの為に早く出なあかんねんやろ・・・って
腹も立ってきたりして、もう開き直った。
朝ドラ終了後が、その時間。
はぁ・・・。
朝ドラといえば、ようやく『ちりとてちん』の1巻を見た。
あー、やっぱ面白い! 朝ドラって始めの方は内容的に
ロケが多いから、それを見てたら普通のドラマに思えてくるほど。
ポワワワ~ンと空想するところなんかのクドカンぽい感じと、
ネガティブな主人公が、らしくなくて、良い!
脚本などを探っていると、『二千年の恋』の人でもあったのですね。
全然違うけど面白い。
らしくないといえば(笑)、
先日の『サザエさん』スペシャル。
予想外でした★
前半の結婚秘話なんかは良かったけど、
後半30分の物語は、ふつうのマンガで、
サザエさんじゃなかったな。ふつうっていうのもなんだけど、
サザエさんはふつうじゃないからいいんですものッ。
とりあえず、今日はお休みなので、ストレスからは解放される。
のーんびり朝ドラ見るぞ♪
ついつい見てしまう、だんだん。
母が見たかった安来節は、
この旅館でも見られるはずなのだが、
団体客ではなかったためか、
見ることができなかった(ほんとに見たいのか?)。
これまた満腹な朝食を終え、1泊とはいえ
もうここにこれないとなると寂しく感じる部屋と
旅館に別れを告げて(だって、枕がとても頭に合ったのだ)、
観光ノルマ②、私の第一希望~~、
足立美術館へと出発~!
玉造温泉→安来へは、予想だにしなかった
鬼太郎列車に乗車できた♪
ドアは手動だ。
駅に着くや、美術館へのシャトルバスをと
これまた頼りになるナビの姉は、駅員やらに問合せ中。
結局イエローバス(?)という大阪でいう赤バスみたいな大きさの
市内巡り観光バスに乗り、かなりの山奥のような場所にある
足立美術館へ到着できた。
いや~~~、無事に着いてよかった。
入館料2200円。
それだけの価値が充分ある美術館なだけに、
たくさんの観光客で溢れていた。
とにかっく、庭がきれい!
写真のように手入れされた日本庭園は、
自分の未熟なカメラでも、ハガキのような風景が
いくつも撮影できたほど。
(↑の写真は借り物です。でも変わらないくらい!?(爆))
吉永小百合のTVのCMみたいな(笑)
あ~~~、目と心の保養です~。
でもお腹は空くもので。
近くのそばやで、この旅行3度目のおそばを。
でも、おいしいっ♪
後は帰路へ。
隣にある安来節民芸館もバスの時間を延ばせば
行けたのですが、母の「それなら、ええわ」で、却下。
ほんとに見たかったのか、母よ?
帰り時間を早めた為に、新幹線は自由席となり、
母親以外は立ったままとなりましたが、
それでもニュースで見るほどの混み具合でもなく、
ようやく、ああ、普通の連休を過ごしたなあ~なんて
しんどいんだか楽しんでるんだかの大阪への道。
家族旅行はラクチン。
ナビゲーターがいてくれるから。
時々イラだったり怒ったり、自分の嗜好は無視しなきゃ
ならないこともあるけど、
でもわがまま言い放題、何よりも安心感、
そして家族の外の顔も知ったり、関心したり、
それから、1つのことを一緒に感動したり、
家ではできないこともありますものね。
自分本位じゃなく、
一番しんどい人が楽しめる旅行。
この心づかいを、今度はもっと意識していきたいなあ、
と、思うのです。
連休に、家族で島根へ。
延び延びになっていた家族旅行は、
ほぼ母親のやる気次第で決行できるので、
ようやくそれが奮い立つ季節へ突入でき、
それならば、と、初めての地、島根へと足を運びました。
母親が目的としていたのは、
宍道湖での夕日鑑賞と、安来節鑑賞(←ほんとに?(笑))。
よっし、行こうじゃないですか!、と、
娘二人はナビとなり、k.m.p.のお二人ほどじゃないですけど
そんな気持ちで旅に出ましたっ。
旅行って、どうしてその記録を残したくなるのでしょうね。
メモ好きの私も当然、ライヴと同様、
その経路や様子を書き込み、いつものファイルへと、パタン(笑)。
つい先日まで、一人で生きてく身辺整理を行っていたというのにね。
なので、ほぼ自分のために、の、島根紀行。
新大阪までのタクシー中、ヘアアイロンの電源を切ったかどうかの
不安にかられ、結局新大阪到着後に一人、
再び自宅へのタクシーを走らせた姉を待つという
不安な状態からスタートした家族旅行。
その後は順調に、新幹線で岡山、そして松江へ。
松江駅、キレイです。あちこちに朝ドラののぼりやポスターも。
まずは、目指す小泉発八雲記念館やビール館へ行くのに、
どうするとラク&トクかを聞く為に案内所へ行くと、
着物を着たおば様方が、抹茶と和菓子のサービスを♪
こういうのって、嬉しいですよねえ~~。
記念館到着前に、カラコロ工房という京都でいう新風館みたいな
元銀行の建物をそういう観光用に仕上げた中で、
おそばを食す。割り子そば。
おいしかった~♪
再び『ぐるっと松江レイクライン』という、
小振りで赤色のバスに乗り、目的地へ向かう。
松江城は横目で見ただけ。今回はパス(笑)
ラフカディオ・ハーン(言ってみたかっただけ)って、
身長が160センチだったんですって。意外だねえ。
ビール館では、夕日ビールを飲み、
今日見るはずの宍道湖の夕日鑑賞への気合を入れるっ。
周りのお土産の試食品をつまみ、早くも極楽。
そんなほろ酔い気分でまたまたバスに乗り、
目指すは観光ノルマ①、島根県立美術館へ!
そのロビーや喫茶店からの鑑賞がオススメ、とは
下調べずみで、連休もあり、たくさんの人が訪れてました。
美術館の庭(?)がもう宍道湖で、そこにはオブジェもある
きれいな芝生で、小さな子供を連れた若夫婦の姿も多い中、
我が家族もはしゃいできました(笑)
↑写真のうさぎ(等身大)にまたがる幼児をマネて、
3×歳の姉もまたぐ(笑)
・・・が!
この日は曇天。少し太陽が顔を出すこともあったのですが、
今回はあきらめ、後ろ髪をひかれながらも
美術館を後にしたのでした★
バス→松江駅→玉造温泉→送迎バスにて今夜のお宿。
玉造温泉駅周辺は温泉旅館街のようで、周囲は静か。
三代おかみが売りの旅館にて、ウエルカム梅昆布茶。
メインである温泉の後のお食事では、
いつものように、倒れこむほどの満腹感に襲われ、
贅沢な苦しさのまま、その日を終えました。
姉が、ウホウホと、新作コミックを数冊買ってきた。
「今日は豊作やったわ~♪ 」。
私も嬉しい~♪ 後で読まして~♪
てな具合で、 『あたしンち』の最新刊と、
細川豹々の『どーすんの?私』を、拝読。(させてもらう(笑))
『どーすんの?~』は、『ツレがうつになりまして』の
ツレ(旦那さん)と出会う前の、学生から社会人になるまでの
これまた、うつうつとした(?)生活を描いた自伝的マンガ。
やっと学生を終了したのに、また進学か働かなきゃいけないの?
という疑問を抱いてしまった豹々(てんてん)さんの、
自分に合った道を見つけるまでの葛藤、七転八倒ぶりを
描いているのですが、正直、自分の子供なら困る(笑)
今でいうニート状態に、高卒でいきなりなってるんですもんね。
でも、求人広告に目をやったり職安に行ったり、
家での居心地が悪かったり、そういうのはすごく共感できた。
友人の、すんなり社会に溶け込んでいく様子に
疑問も浮かび感心もしたし。それは今でも感じてますが。
いつも思うけど、自分の学生時代に戻って
悩みそうな自分がいたら、
「こうしたら、ええねーん! 」と、
思い切り指南してあげたい。
こういう若い時期に悩んでるものを読むと、つくづく思う。
なので、共感したけど、自分を見ているようで、
いらだちも大きく感じるマンガだったな。
で、このてんてんさんの絵は好きなんです。