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とんぼ34

からゆきさんを取上げた、『サンダカン八番娼館 望郷』を見た。
女性の性の犠牲にされた歴史には、
やはり強く関心があって、ふとレンタルで見てみた。

見てよかった。
そういう意味で面白かった。
性ということで子供たちにはご法度なのかもしれないけど、
学校の授業などで取上げてもいいくらいだと思った。

女性の歴史の著書で有名な山崎朋子さんの原作で、
事実を素にしたフィクション作。

生活の貧困に苦しんでいた農民一家の借金の糧に、
もちろん娼婦をするためとは本人には言わず、
甘い口車に乗せ、東南アジアに密航で連れ去られた。
特に島原・天草出身が多かったそう。
娼婦となったほぼ10代の女性たちは、
現地人や島にくる外国人と一緒になる場合もあったとか。
が、この映画の主人公・おサキさんは、
解放後、天草へ帰る。
島の人はもちろん、家族さえも
「からゆきさん」
となった彼女を避ける。

居場所がなくなった元からゆきさんは、
自殺することもあったとか。
いずれにしても、故郷に戻るより島にいる方が良い、
と判断するらしい。

映画はおばあさんとなったおサキさんが、
「からゆきさん」を調べる栗原小巻演じる美人作家と出会い、
心開いて、過去を語っていく・・・というもので。
そのおばあさんが、有名な田中絹代さんとは、
鑑賞後に気づく!
すごおーい目を引く女優さんと思ったら!
なんとなく乙羽信子さんにも似てる。

あと、少女時代の高橋洋子さんという女優さんは
初めて知りました。熱演。
昔の邦画では、こういう熱演は当たり前のように
拝見できる。
そういう点で、大竹しのぶは好きでも嫌いでもないけど、
演技ものを見るのは好きです。

なんか無性に昔の邦画が見たくなってきた。
いえ、もっとからゆきさんを奥深く知らないと。
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