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とんぼ日記
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とんぼ39

以前レンタルで見た映画、『カポーティ』が面白かったので、
その中で作られる本、これを読みたくて、また図書館から借りました。

簡単にいうと、刑務所出の札付きのワルな二人が、
小切手偽造や盗みを繰り返しながら転々とする中、
目的としてた平和な家に忍び込み、
数ドルと金目のものを盗んだだけで、
結局その一家4人を銃殺してしまう、というノンフィクション小説。

映画では作者カポーティが主人公で、
この本を作っていく過程はよくわかったのですが、
その中の犯人二人の人間像や、
特にその一人である男ペリーが、なぜその家の主人に対して
「恥ずかしい」という思いから喉を掻っ切って殺したか、
犯行形跡のところどころにみられる、
犯罪者への同情心があったのかが知りたくて、
実際のその本を読みたくなったのです。

とにかく、犯人はもちろん、捜査官たち、
土地の人たち、一番近い家に住んでて事件を知らない隣人、
などの細かな人間像が書かれていて、
ほんとに読み応えがあった。

犯罪は犯罪ですが、映画や本を読む限り
ペリーに対しては、やみくもに犯罪を犯したり、
また精神をおかしているとは思えず、
ただただ同情やら気の毒な気持ち、
そして死刑よりも終身刑で、
この世を去ってもよかったのでは、と思いました。
いや、でもご遺族にしたら・・・。
勝手なことはいえないな。
読んでいて、はじめはこの事件は
特に殺人時に関しては、二人の意地やプライドの張り合い
みたいなもので起こってしまった殺人事件やん、と
思いましたし。

まあ、またこの映画版も見てみようと思うので、楽しみです!


いつも眠る前に本やマンガを読めるように、
枕元においているのですが、
それも毎日の楽しみの1つ。
この1週間ほど、床につくのが楽しみだった。
またいい本に出合えますように♪

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